インデザイン(Adobe InDesign) の特徴と原稿を作る上でのメリットとは?


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ワードやイラストレーターは原稿を作るときのソフトとして有名ですが、インデザインはあまり知られていませんよね。

しかし、ある分野について原稿を出そうとするときはより効率的で綺麗に完成物を作ることができます。

今回はインデザインの特徴と原稿を作る上でのメリットについてご紹介します。

1インデザイン(Adobe InDesign) とは?

インデザインとは、アドビシステムズが販売しているページレイアウトソフトのことです。同社が販売している、イラストレーターやフォトショップとの連携がスムーズで、多くのユーザーから支持を集めています。

印刷・タブレット・Web向けに対応しています。購入に関しては月額制で数千円します。頻繁にキャンペーンを行っているので、購入を検討している人は絶えず情報をチェックしましょう。

また、体験版をダウンロードすることも可能なので、使ってみてから購入を検討するのも良いでしょう。

 

2 インデザインの特徴とメリット

インデザインはページレイアウトソフトですので、冊子などのページを作成する際に適したソフトです。イラストレーターでも、アートボードを使用すれば同様のページを作成することが可能ですが、かなりの手間がかかります。
まず、イラストレーターでページ物を作成すると出力ファイルの数が多くなります。

イラストレーターの場合16ページものであれば8ファイルが必要になります。それを全てPDFで送ってくれと言われた時には、PDF書き出しの手間がかなりかかります。
しかし、インデザインなら一回で書き出しが可能です。さらに電子書籍用のデータ出力ができる点でも、イラストレーターよりも優れています。

さらに、インデザインは各ページの共通部分の修正が一発でできます。イラストレーターの場合は、共通部分を変更したいときは、1つ1つ手作業で打ち込んでいかなければなりません。

また、インデザインは元々版下作成用に作られたソフトであることもあって、文字組みや表組みをイラストレーターよりも簡単に行うことができます。

ですから、チラシのような一枚絵の作成であっても、文字数が多いならばインデザインの方が制作に向いています。

 

以上、インデザインの特徴と原稿を作る上でのメリットについてご紹介しました。
インデザインのメリットを中心にご紹介しましたが、どんな印刷物を作るときでもインデザインが優れているわけではありません。

販売元のアドビシステムズは、インデザインをDTPソフト、イラストレーターをグラフィックデザインソフトと銘打っています。

より繊細で高い完成度が求められるものであれば、イラストレーターを使うことをおすすめします。